濱田諭のブログ

2013/06/19

八百屋さんも顧問弁護士を??

 浜田です。

 弁護士の世界は不況だ、仕事がないと叫ばれていますが、横浜弁護士が弁護士の業務を拡大するために新しい試みを始めるようです→http://www.asahi.com/national/update/0612/TKY201306120137.html

 毎月5,000円以下に顧問料を設定するようですが、この金額で大丈夫なのかなと思いますね。

 法的なトラブルに巻き込まれたときの保険料といった意味合いもある顧問弁護士への顧問料ですが、顧問弁護士になることによって事件が起きた場合の依頼先候補の地位を確保出来るという面があります。この点を強調すると対価は安くても構わないという発想になりがちで、顧問料を無料化している事務所もあるようです。

 一方、弁護士会がこのような試みを始めることによって従前の顧問料では顧問弁護士業務が出来なくなる(顧問料を値下げして欲しいという顧問先の要請が強くなったりして)可能性があるという民業圧迫という面も否定出来ません。

 顧問弁護士業務というのは顧問先の希望にスピーディーに対応すること、一般の依頼者の方以上のサービスを顧問先に提供することが重要だと思いますので、あまり顧問料を低く設定すると採算が合わなくなるのではないかと思います。

 当事務所の顧問料については一般の相場よりは安めに設定してありますが(少なくとも先の記事の平均よりは安い)、間口を広くするという目的を重視してもこれ以上下げるのは難しいのかなというのが実感です。

 顧問料を安くするよりは、一定の顧問料で付加価値の高いサービスを提供していくというのが重要だと思いますね(私見)。