濱田諭のブログ

2013/04/09

当事者と関係者

 浜田です。

 弊所に相談に来られるのは法律問題を抱えているご本人(当事者)ということがほとんどなのですが、本人に代わって相談に来ましたと言って来られる身内(親御さんやご兄弟等の親族)の方もいらっしゃいます。さらに、当事者との関係がよく分からない人(自称知人とか友人)もごくごくたまにいらっしゃいます。

 法律問題については当事者でなくては分からないことがある(特に事実関係)一方で、当事者の年齢や状態によっては身内の方や知人・友人が同行して来られる必要があろうかと思います。法律事務所に来るのは初めてだから○○(身内だったり友人だったりします)に付いてきてもらったという方もいますし・・

 とはいえ、身内の方であっても当事者ときちんと意思疎通が出来ないまま、私の方へ事件(調停や訴訟案件)として受けて欲しいというスタンスで来られる方もいて、対処に困ります。依頼者となるべきは当事者ご本人ですし、仮に当事者の身内の方が当事者に代わって私の方にお支払い頂く着手金等を用意されるという事情があっても、それは変わりません。

 離婚や相続といった家事事件では当事者である親族や夫婦以外の方が問題をこじらせているケースが意外と多く、問題をこじらせているご本人が弁護士探しに奔走されているケースも見受けられるようです。

 当たり前のことですが、私は当事者の方からご意向を伺って、当事者自身(成年後見人等を含む)から依頼がない限りは事件としてお受けすることはありませんし、事件としてお受けした後も、当事者以外の方のご意向を尊重して事件処理をすることはいたしません。これは民事事件のみならず刑事事件(私選)であっても同じです。

 ご理解のほどをよろしくお願いいたします。