濱田諭法律事務所のブログ

2013/02/28

注目していた高裁判決

 浜田です。

 広汎性発達障害(その中のアスペルガー障害)という特性を有する被告人が姉を殺害した事件の大阪高裁判決が26日に出ました。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130226-00000081-mai-soci

 平成24年7月、裁判員裁判で行われた第一審(大阪地裁)では検察官の求刑懲役16年を上回る懲役20年の判決が下され、その判決理由中で「反省が不十分で再犯の恐れがある。許される限り長期間、刑務所で内省を深めさせることが社会秩序のためになる」

 と述べられており、広汎性発達障害という特性を有する人や現状の社会内での支援体制に対する無理解に基づいて下された不当なものでした。

 この判決について日弁連も不当なものであるとの会長声明を出していますが(http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2012/120810_3.html

 少なくとも今回の大阪高裁の判決では一審判決とは違い、被告人のアスペルガー障害が犯行に及ぼした影響を認めて、量刑面で考慮して一審を破棄したようです。

 この点は良かったですね(他の判決理由について確認出来ないので、コメントはこの程度に留めます)。

 僕自身が一昨年の裁判員裁判対象事件で広汎性発達障害という特性を有する被告人の弁護をしなければ、この問題について深く考えることはなかったでしょう。

 アスペルガー障害を含む広汎性発達障害という特性を有する受刑者も多いのではないかと言われています。特性を有する方への社会内での支援のあり方(刑事事件を起こした人もそうでない人も)、刑務所内での処遇のあり方、いずれも社会全体の問題として考えなくてはいけないでしょう。

 


2013/02/27

経営革新等支援認定機関向け研修初日

 浜田です。

 昨日はタイトルの研修初日でした。事業再生に関する研修は午前中が講義、午後がグループワークという構成。

 午前中は経営改善計画を作成するための基本知識を色々と教えて頂き、午後は経営面での課題を抱えた会社をどうやって建て直すかをグループごとに考えて発表するというグループワークです。

 今回研修に参加している認定機関のほとんどが税理士という中での講義とグループワークは正直ついていけるか不安でしたが、何とかついていけた気が・・。

 実は細かい研修内容を書きたいと思っていたのですが、資料を研修会場に置いてきたので、ごめんなさい(苦笑)。

 あと2日、きっちり研修で学んで、学んだことを日常の弁護士業務にも活かしたいと思います。


2013/02/26

バタバタ

 浜田です。

 昨日は弁護士会内の諸々の連絡、被告人との接見等でバタバタしてました。

 今日から経営革新等支援認定機関(一応、僕も昨年、認定されました)向け研修で事業再生について勉強です。3日間連続で朝から夕方までの研修に耐えられるかどうか・・・

 中小企業の破産や再生に関するご相談を受けることは時々あるのですが、法的手続に乗せない事業再生については全くの素人と言ってよい状態なので、この機会に多くを学びたいですね。

 今回の研修で学んだこと等についてブログでもご報告出来ればと思っています。

 


2013/02/25

裁判所の資料室

 浜田です。

 先週の金曜日、宮崎地方裁判所の資料室で家庭裁判月報という雑誌を数冊借りて来ました。

 裁判所の資料室と言えば、岡山での実務修習の第1クール(弁護修習)で指導担当の先生(弁護士)からいきなり請負契約に関する判例調査を命じられて、改築前の岡山地方裁判所の資料室に足繁く通ったのを思い出します。

 この判例調査から起案を命じられるまでに時間がかかり、周りの司法修習生が「訴状を起案した。」、「準備書面を起案した。」という話を聞いて「いつになったら起案させてもらえるんんだろう・・・」と焦ったりもしましたが、判例調査は良い経験になりました。

 ちなみに僕が弁護士になって最初に受けた事件の1件に請負契約についての民事訴訟があり、岡山修習での判例調査の経験がちょっとだけ役に立ちました。

 あの時、請負契約についての判例調査を命じられたのは、弁護士になってから請負契約に関する案件が多いから将来のことを思って・・・という指導担当弁護士の親心だったのかもしれませんね。

 親の心、子知らず。


2013/02/22

非弁や非弁提携弁護士に注意!

 浜田です。

 大阪弁護士会所属の弁護士が非弁提携をしたとして逮捕されるという事件がありました→http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20130220-OHT1T00194.htm

 そもそも「非弁」とは何かが分からないと「非弁提携」と言われてもピンと来ないと思います。

 弁護士法72条で弁護士又は弁護士でない者は法律事務や法律事務の周旋(簡単に言うとあっせん)を業として(仕事として)行ってはいけないとされていて、弁護士法27条で弁護士は、弁護士法72条に違反する行為を行っている者(これを「非弁」といいます。)から事件の周旋を受けたり、自分の名義を貸したりしてはいけないと定められています。弁護士が非弁から事件のあっせんを受けたり自分の名義を貸したりするのが「非弁提携」ということです。

 弁護士の数が激増してますから、受任する事件が少なくて食い詰めた弁護士が、非弁行為を行う個人や法人(最近はNPO法人が多いという印象)から事件のあっせんを受けるという行為が多くなるのではないかと思われます。

 上記、大阪の事件では3,000万円の過払い金を回収して約2,000万円を報酬として得ていたと報道されていますし、かかる違法行為を通じて暴利をむさぼるケースも多いと思われます。

 法律問題の相談や事件処理の依頼は必ず弁護士自身に直接するようにしてください。

☆参考

(非弁護士の法律事務の取扱い等の禁止)

第72条 弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。」
 
(非弁護士との提携の禁止)
第27条 弁護士は、第72条乃至第74条の規定に違反する者から事件の周旋を受け、又はこれらの者に自己の名義を利用させてはならない。

2013/02/21

プロバイダ責任制限法

 浜田です。

 インターネットや携帯サイトの掲示板等で匿名の人から誹謗中傷されたり名誉を毀損されたりという被害に遭う方って多いようです。僕自身もこのような相談を受けることが時々ありますし・・。

 誹謗中傷を内容とする掲示板の記載の削除をプロバイダ事業者や掲示板管理者に求めるという対応(これも重要ですが)に加えて、情報発信者に対して名誉毀損を理由とする損害賠償請求等の法的措置を取りたい場合に匿名の情報の発信者の氏名や住所等を特定しなくてはいけません。

 情報発信者の氏名や住所等の情報を持っているプロバイダ事業者や掲示板管理者に対する情報発信者の開示請求を可能にしている法律がプロバイダ責任制限法です。

 具体的な開示請求のガイドラインや書式等は(社)テレコムサービス協会のサイト(http://www.telesa.or.jp/consortium/provider/ に載ってますので参考にしてください。

 発信者を特定して後、情報発信者に対して具体的な法的措置をとりたいと考えられる場合には弁護士(僕でも構いませんが)に相談するのがいいですね。


2013/02/20

カワイイ区

 浜田です。今日はゆる?い内容です。

 僕もカワイイ区の区民でしたが、区長が退任されたようです。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130219-00000041-mai-soci

 男女差別を助長する・・・そうですがピンと来ませんね。

 区長が大好きだからカワイイ区民になった僕は速やかに転出することにしましょう(苦笑)。

 区長退任をきっかけにカワイイ区民がごっそり減りそうな気が・・・・

 前区長のブログ→ http://blog.mariko-shinoda.net/

 

 

 

  


2013/02/19

個人情報保護法

 浜田です。

 個人情報の保護というのが叫ばれて随分と長い時が経った気がしますが、平成15年5月に成立・公布されて平成17年4月に全面施行された個人情報保護法(正式には「個人情報の保護に関する法律」)が、この点の基本的なルールを定めています。

 個人情報保護法プロパーの相談というのを受けること自体は少ないのですが、最近とある件の処理に必要になって個人情報保護法を調べる必要が生じています。

 この法律は本文がわずか59条しかなく、各条項の解釈や適用範囲等については色々なガイドラインが分野別に策定されていて(http://www.caa.go.jp/seikatsu/kojin/gaidorainkentou.html)、これらが解釈の指針になるようです。

 「個人情報保護法が障害になって○○が出来ない」という愚痴を聞くことがままあるのですが、個人情報の取得や利用等について、個人情報保護法のきちんとした理解に基づいて然るべき対応をすれば、個人情報の取得・利用に現実的な不利益はそれほどないのではないかと思いますね。

 

 


2013/02/18

別れさせ屋

 浜田です。

 別れさせ屋というものをうたって、大概なことをする輩がいるみたいです。業界も自主規制に乗り出そうとしている様ですが・・・http://www.nittyokyo.or.jp/jigyou/wakaresaseya.htm

 それで、今回話題になっているのが、この事件http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130214-00000045-asahi-soci

 別れさせ屋への依頼者から別れさせ屋に対する賠償請求ということですが、別れさせ屋というのが公序良俗に反するというのが根拠になっているようです。

 確かに公序良俗に反する契約は無効(民法第90条)となりますが、かかる契約に基づいて支払われた本件の80万円は不法原因給付(民法第708条本文)となってしまいそうで、そうなると返還請求は出来なくなります。

 しかし、「不法な原因が受益者についてのみ存したとき」すなわち、本件では別れさせ屋にのみあった場合には返還請求出来る(民法第708条但書)ことになり、以上のようなところが争点になるんでしょう。

 個人的には別れさせ屋自体にも問題はあると思いますが、依頼する方もどうかなと思いますね。

 


2013/02/15

航空大学校 契約監視委員会

 浜田です。

 昨日は独立行政法人 航空大学校の契約監視委員会に行ってきました。航空大学校というのは飛行機のパイロット候補者の養成を行っている学校で、ここの卒業生のほとんどがエアライン(航空会社)にパイロットとして就職するようです。

 僕は、何だかんだで、この契約監視委員会の委員を3年以上やっているのですが、委員会で航空大学校に行くたびに飛行機の話、パイロットの話等の業界裏話が聞けるのがちょっとした楽しみです。

 ボーイング787のパイロットは現在待機して別の機体には乗っていない(別の機体に乗り換えると社内で再度訓練をすることになっているらしい)とか、某空港に緊急着陸したボーイング787は着陸した空港に今も駐機しているであるとか、航空機の中で煙が発生した場合に機長はどのように対処するのか等々、今回も委員会が始まる前と後に裏話を聞かせて頂きました。

 毎年2月、年1回だけの開催だった契約監視委員会は来年度から年に2回の開催になるようで少し大変ですが、こういった裏話を聞けるのをちょっとした楽しみに頑張っていこうと思います。

 なお、契約監視委員会がどんなことをやっているのかについてはこちら

                    ↓

 http://www.kouku-dai.ac.jp/kaikei/gijiyoushi22.pdf

 


2013/02/14

調停の待合室

 浜田です。

 今、家事調停を10件ほど抱えているのですが、調停は申立人が調停室で話す→申立人が申立人待合室に下がる→相手方が調停室で話す→相手方が相手方待合室に下がるというサイクルで行われます。

 相手方当事者が調停室で話している間、待合室で過ごす時間が30分、長い時は1時間になったりします。

 大概、家事調停は、弁護士(僕)が依頼者と一緒に来ているので待合室で依頼者と一緒の時間が長くなります。

 この待ち時間をどう過ごすかというのが弁護士によってそれぞれかなと思います。

 僕の場合、依頼者の方と事件の周辺事情を話していたり雑談をしていたりするのですが、こういう話の間に事件解決の糸口があったり、弁護士業務について役立つ情報が得られたりします。

 ということで今日勉強になったこと

「相談者の方は大概、これらから相談しようとする弁護士が所属する事務所のホームページを事前に確認してから来られるらしい」

 ということで、うちの事務所のホームページのブログの内容も気をつけないと・・(苦笑)。

 


2013/02/13

パワーポイント

 浜田です。

 弁護士になってから人まで講演や講義、報告等を行うことが増えました。

 その際にプレゼンテーションソフト「パワーポイント」を使うことが多いのですが、毎回毎回、技術面の向上がないまま現在に至っていてスライドの内容が地味になってしまってます。

 唯一、凝ったスライド(アニメや図形を駆使した)を作ったのは一昨年末の裁判員裁判の時で、この時は技術面をサポートしてくれる相弁護人(同じ事件で一緒に弁護を担当している弁護人)がいたから出来たのですが、今度の裁判員裁判では彼が相方でないのでどうしたものか考えています。

 過剰にアニメーションを使ったスライドが見づらいのはその通りなのですが、全て静止スライドというのも芸がないし・・・

 本番まであと1ヶ月弱あるのでパワーポイントをもっと使いこなせるように勉強します。


2013/02/12

どうなのかな?

 浜田です。

 今日はブログの更新を忘れていたのですが、ちょっと書きたいことを思いついたので連投です。

 僕は弁護士登録して今まで色々な先生が相手方に代理人として就いてきました。同じ弁護士会の先生もいれば違う弁護士会の先生もいます。

 その中に準備書面等で特段変な主張をしてくる方はいらっしゃいませんでしたし(依頼者に言わされてるなぁというのありましたが)、請求が認容される見込みが薄い事件で訴訟提起してくる方もいませんでした。

 しかし、最近受任した事件で、ごくごく基本的な法律知識(実務上の知識を含む)が欠けていて訴訟を提起してこられているのではないかというものがあって、げんなりしています。

 自分よりも何期か下の先生ですが、どうやらその分野の事件の専門家を名乗っていらっしゃるようです。

 この先生は専門家を自称して、その分野の事件を多く扱っていらっしゃるのかもしれませんが、基本的な知識はきちんと押さえてから名乗って欲しいものだなと思います。○○事件の専門家の前に弁護士としての基本的な知識がないようでは本末転倒でしょう。

 僕も○○事件専門を名乗る場合には気をつけることにしましょう(苦笑)。

 


2013/02/12

更新を忘れてました・・・

 浜田です。

 ごめんなさい。

 今日の更新分を書いたつもりでいたのに・・書いてなかったみたいです。

 明日はきちんと更新します。反省。

 

 


2013/02/08

ダメな弁護士って?

 浜田です。

 ダメな弁護士の見分け方というブログがツイッター上でちょっと話題になってました。

 http://blog.livedoor.jp/lawyering/archives/14045207.html

 確かに当たってる所もあると思いますが、ちょっと雑な内容かなというのが、このブログを読んでの感想です。

 ちなみに僕の考えるダメな弁護士は

 1.依頼者・相談者の話をきちんと聞けない

 2.事件の見通しが立てられない

 3.自分の非が認められない

 4.基本的な法律(実体法、訴訟法)の知識・理解が不十分

 といったところでしょうか。

 1と3は中堅・ベテランにもいるタイプ(性格の問題もあるので)、2と4はキャリアが不十分な人やキャリアが長くても研鑽を欠いている人に多いタイプだと思います。

 キャリアが十分かどうかは単純にキャリアの長さだけではなく、キャリアの質(どの位、今まで案件をこなしてきたか、どんな案件をこなしてきたか等)も関わってくると思いますね。

 そんなことを書いている僕自身も「ダメな弁護士」と周りから評価されないように研鑽を積んでいかないといけません。頑張ります!

 

 


2013/02/06

Z-support

 浜田です。

 僕が宮崎県本部の顧問弁護士をさせて頂いている全日本不動産協会さん(以下「全日さん」)が会員(不動産業者)向けに「Z-support」というサービスを始めるようです。これは書類の作成や契約トラブルで困っている会員さんが専門家の相談を無料で受けられるというシステムみたいです。

 https://www.kinki.zennichi.or.jp/portal/support/

 で、僕もそちらの専門家チームの一員として不動産取引分野(法律)のアドバイザーをさせて頂くことになりました。

 今までも全日さんには講師の機会を頂いたり、相談業務をさせて頂いたりということで色々と勉強させて頂いていましたが、このZ-supportを通じてさらに不動産取引分野での研鑽を積んでいこうと思っています。


2013/02/06

ナンシー関

 浜田です。

 2月5日は東京から宮崎に帰ったばかりで多分、更新する時間がないので2月4日に書いてます。

 ナンシー関って知らない人も多いのかもしれませんが、消しゴム版画家でコラムニスト、2002年に39歳の若さでこの世を去っています。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%BC%E9%96%A2

 僕が20代の頃、欠かさず呼んでいたのが週刊朝日と週刊文春に連載されていたナンシー関のコラムです。彼女の視点、書きぶり、比喩の上手さ等は絶品で、僕が最も尊敬するコラムニストです。

 週刊文春で各会の著名人が薦める名作・・という特集があり、他の著名人が高尚な小説やノンフィクションを挙げる中、彼女は「スラムダンク」を挙げてました(他にも挙げていたと思いますが)。そして、トイレにスラムダンクの山王高校戦(25巻?31巻)を置いていて、それを一気に読むのが最大の娯楽と書いていたと記憶しています。文春のこの特集が組まれたのは彼女の死語だったと思うのですが・・・。

 その特集を見てスラムダンクに興味を持ったのが平成17年の司法試験(論文試験)の1ヶ月前くらいでしたが、ブックオフを回ってスラムダンク全巻をそろえて、試験直前まで勉強する→スラムダンクを読む(特に25巻?31巻)→寝る(間に食事をしてますがw)という生活をしてました。

 この年、司法試験に合格しましたが、論文試験の会場には安西先生が三井に言った名台詞「諦めたら、そこで試合終了だよ。」が載ってる第8巻をお守りに持っていきました。

 話がそれました。

 ナンシー関が亡くなってもうすぐ11年、有吉弘行の毒舌には彼女の影響があるような気がしますし、ナンシー関の影響を受けたであろう書き手のコラムも増えました。

 それでも、TVでちょっと引っかかる(気になる)芸能人がいると、彼(あるいは彼女)のことをナンシー関なら、どのように批評しただろう、彼女の批評が聞きたかったなぁと思ってしまいますね。

 

 

 


2013/02/05

弁護士紹介制度について(弁護士ドットコム等)

 浜田です。

 このブログを東京のホテルで書いています(更新されるのは明日すなわち2月5日ですが)。全国業務改革委員会委員長会議に出席して、ホテルに戻ってきたところです。

 今日の会議のテーマは弁護士紹介制度で、弁護士ドットコム(http://www.bengo4.com/)やひまわりサーチ(http://www.bengoshikai.jp/search_area.html)といった弁護士紹介制度の功罪がテーマとなってました。

 弁護士紹介制度は弁護士法第72条

(非弁護士の法律事務の取扱い等の禁止)
第72条 弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。
 
 との兼ね合いもあって、色々と制約があり、弁護士ドットコム自体も赤字であるとの報告がありました。これはドットコムの利用者からも登録者(弁護士)からも料金をとることが出来ず、広告収入等で運営せざるをえない現状があるからのようです。
 
 今日の会議で印象に残ったのは弁護士ドットコムの運営主体オーセンスの代表者である元榮弁護士の言葉です(引用に正確さを欠いていたらごめんなさい。)
 
 「弁護士は行政書士や司法書士、社労士といった他士業に比べてインターネットの活用やネット上のマーケティングにおいて遅れを取っている。弁護士紹介制度の拡充は弁護士が他士業と争って仕事を取っていくために必要不可欠である。」
 
 これは重要な指摘だと思いますね。
 
 
 
 
 
 

2013/02/04

東京出張です。

 浜田です。

 今日は全国業務改革委員会委員長会議@日弁連に参加するために東京出張です。

 今回は弁護士紹介制度がテーマになっているという話は聞いているのですが、詳細はよく分かりません。

 この委員長会議は、僕が弁護士会の業務改革委員会の委員長になる前年度、名古屋で行われた時から参加させて頂いているので、今回で4回目の出席です。

 この会議(1年に1回)の開催地が名古屋→京都→東京→東京と来ているので来年度は東京以外で開催して欲しいなとちょっと思ってます。東京に行く機会は他にもあると思うので・・。

 


2013/02/01

いつも通り

 浜田です。

 このブログでもぼやいていたと思うのですが、一昨年は裁判員裁判の準備に時間と労力をかけすぎて、刑事国選をほとんど受けず、弁護士会や外部機関の法律相談を後輩に大量に譲るなどして事務所の経営状態を悪化させてしまいました。

 そこで今回の裁判員裁判は、準備に時間と労力はかけるものの、いつも通り、法テラスから国選の打診があれば受け、弁護士会や外部での法律相談も安易に後輩に振らずに自分で行くという方針でやってます。

 今回も裁判員裁判の公判が1週間ほどあり、この間は依頼者との打ち合わせや新しい法律相談を入れるのが困難になりますが、それは仕方ないかなと思っています。顧問先や依頼者、相談者の方には、ちょっと申し訳ないですが。

 いつも通りの業務を行いながらも、きっちり準備をして、裁判員裁判の公判に臨みたいものです。