濱田諭法律事務所のブログ

2011/12/30

年末のご挨拶

 濱田です。今年も1年間、様々なご依頼・ご相談を頂くと同時にご支援・ご協力を賜り、本当にありがとうございました。

 今年は初めての裁判員裁判の弁護人を始めとする様々な新しい経験を出来た年でした。多くの民事事件が解決して新年を迎えられるのも本当に有り難い話です。

 来年は私自身の弁護士としての研鑽もさることながら、事務職員とともにより一層 質の高いリーガルサービスを相談者・依頼者の方に提供できるよう頑張ります。

 来年も引き続き当事務所をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 


2011/12/28

今年1年を振り返って?民事事件

 濱田です。今年は債務整理、破産といった事件が少なくなった一方で家事事件(離婚、相続)を比較的多く扱った年でした。

 離婚事件の中でも福岡家庭裁判所田川支部(原告勝訴)→福岡高等裁判所(被告が控訴)と争った離婚事件が当方(原告 妻)の勝訴で終わり、最終的には子供の引渡執行(直接強制)までやって子供を取り戻したというケースが印象に残っています。この件の執行でご一緒した福岡家裁の執行官の方の経験と実力には感服しました。

 また、離婚事件では佐賀家庭裁判所の離婚訴訟と福岡家庭裁判所の調停が解決したのが良かったですね。

 マンション管理組合の内部紛争から発展した訴訟案件が2年越しでようやく全て終了したのにもホッとしました。この件では私が組合側代理人として5件の訴訟をしたのですが、今秋その5件目が終わったものです。

 2年越しの相続絡みの共有物分割事件も終了、去年 依頼を受けた遺産分割調停事件も約1年という比較的短い時間で解決したので、これも良かったですね。

 提携リースが絡んだ2年越しのホームページリースの案件はリース会社に対しても販売会社に対しても負け筋の和解で終わってしまい、とても残念でした。本件ではホームページが一応完成してしまっていたこと、リース会社からのリース料請求の民事訴訟が提起された後に私が依頼を受けて応訴する形になってしまったことが悔やまれます。

 越年してしまった事件も、年明けに和解が成立する見込みがあるものもありますし、来年、尋問手続を経て解決の方向に向かうと思われるものもあります。

 今年も多くの事件処理を経験することが出来て、弁護士としては少し成長できたのかなと思っています。

 来年は、今まで以上に多くの労働事件や不動産取引関係の事件を処理していこうと思っていますし、今まで比較的多く経験させて頂いた家事事件についても一層のスキルアップを図っていこうと思っています。

  

 

 

 

 

 


2011/12/28

今年1年を振り返って?裁判員裁判

 濱田です。

 今年、最も大変だった事件は12月7日(水)?12月13日(火)まで公判が行われた裁判員裁判対象事件です。

 この事件で初めて刑事事件の弁護人を共同で務めるという経験が出来ましたし、多くの専門家の協力を頂きながら弁護をするというのも初めてでとてもよい経験が出来ました。

 この裁判では被告人の責任能力について争わないものの、広汎性発達障害という特性を被告人が持っていること、その影響下に今回の犯行が行われたこと、広汎性発達障害の特性を持つ被告人には実刑(実際に刑務所で服役させる刑)ではなく執行猶予付き保護観察を付ける刑が妥当であること、保護観察期間中に発達障害者支援センターの支援を受けさせることを主張しました。

 かかる弁護側の主張に対し、裁判所の判断が実刑判決であったこと、広汎性発達障害の特性が本件犯行に及ぼした影響について否定したこと、社会内処遇ではなく刑務所での処遇が妥当だという裁判所の判断が安易に行われていることから納得できる判決ではありませんでした。 

 今後の対処については、この場で申し上げられませんが、裁判所(裁判員を含めて)もう少しきちんと考えて判断して欲しかったなという気持ちが強いですね。

 被告人が逮捕勾留されたのが今年の1月で、公判が12月だったことから1年近くこの事件と関わってきたことになります。修習同期のY弁護士と一緒に本件の弁護人として仕事が出来て、とても勉強になりました。この場を借りてY弁護士にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 来年も裁判員裁判がいつ回ってきてもおかしくない立場にあるので(私が裁判員裁判フォロー名簿とやらに入っているため)、もし回ってきた場合には今回の経験を生かして頑張りたいと思います。