濱田諭のブログ

2016/06/09

親権喪失ー(宮崎の離婚弁護士)

 浜田です。

 離婚事件を多く扱っている方だと思うのですが、親権の停止、親権の喪失が問題となる事件を扱ったことはありません。

以下ーリンク先より引用 http://this.kiji.is/112959496274706435?c=39546741839462401

「九州地方の家庭裁判所が3月、乳児への予防接種を拒否した母親について児童相談所から「親権喪失」の審判申し立てを受け、「子どもの利益を侵害した」として認める決定をしていたことが7日、関係者への取材で分かった。家裁は、児相が昨年、母親の育児放棄(ネグレクト)により乳児を一時保護した経緯も重視。予防接種拒否の理由は医学・思想上の問題ではなく「児相職員への感情的反発」と認定した。」

ー引用終わり

 親権の停止ではなく親権の喪失ですから母親の行動がそれだけ問題視されたということだと思いますが、その後の子供の養育監護についてはどうなるのかなという疑問が・・・未成年後見人を選任することになるのかな。

 いずれにしても今回保護されたお子さん(乳児)が今後、きちんとした環境で養育・監護されることを願ってます。

(参照条文)民法

第834条

 父又は母による虐待又は悪意の遺棄があるときその他父又は母による親権の行使が著しく困難又は不適当であることにより子の利益を著しく害するときは、家庭裁判所は、子、その親族、未成年後見人、未成年後見監督人又は検察官の請求により、その父又は母について、親権喪失の審判をすることができる。ただし、二年以内にその原因が消滅する見込みがあるときは、この限りでない。

第834条の2

  1. 父又は母による親権の行使が困難又は不適当であることにより子の利益を害するときは、家庭裁判所は、子、その親族、未成年後見人、未成年後見監督人又は検察官の請求により、その父又は母について、親権停止の審判をすることができる。
  2. 家庭裁判所は、親権停止の審判をするときは、その原因が消滅するまでに要すると見込まれる期間、子の心身の状態及び生活の状況その他一切の事情を考慮して、二年を超えない範囲内で、親権を停止する期間を定める。